ろんです。今日はお金との付き合い方について、記載していきます。
お金との付き合い方と言っても、別に難しいわけではなく、とてもシンプルです。
お金の流れは収入と支出で表されます。お金にかかわりあうようになるのは、おそらく小学生くらいで、以降お金との付き合いは一生続きます。
お金の要素は、収入と支出で、年単位で考えた場合、
収入 – 支出 > 0
であれば、手元にお金が残る、というだけのことです。
収入 – 支出 < 0
であれば、だれかにお金を借りたことになります。
二年目以降は、手元にお金が残った場合それを資産、誰かにお金を借りた場合それを負債、とすれば、翌年は以下の 5つの言葉を使って1つの式で表されます。
収入 – 支出 + 資産 × 利率 – 負債 × 利率
この式はお金の流れを表しており、フローと呼ばれています。資産、負債はストックと呼ばれます。
フローとストックの例を示すと、
〇1年目:子供が初めてお小遣いを1200円(月に100円)もらって、800円使って200円残ったとすると
フロー:+400円(1200円-800円)
ストック:+400円 となります。
〇2年目:翌年、お小遣いを2400円(月に200円)もらって、1200円使って1200円残ったとすると、
フロー:+1200円(2400円-1200円)、
ストック:+1600円(400円+1200円) となります。
〇3年目、お小遣いを3600円(月に300円)もらって、3600円すべて使い切ったとすると、
フロー:0円(3600円-3600円)、
ストック:+1600円のまま となります。
〇4年目:さらに翌年、お小遣いを4800円(月に400円)もらって、どうしても欲しいおもちゃを親から援助してもらって、翌年返す約束で10000円のおもちゃを購入した場合は、
フロー:-5200円(4800円-10000円)
ストック:-3600円(1600円-5200円)、となります。
要は、フローはその年の収支、ストックは毎年のフローを積み重ねていったもの、ということです。
私にとってはこのフローの式は”とてとて”(とてもとても重要)な式で、本質的にこの式の意味を理解して、行動していれば、お金に関してはまず問題なく生きていけるのではないか、と考えています。
簡単に言うなら、この式(フロー)が年間で一生毎年プラスであれば、とりあえず毎年のお金には一生困らないと思うからです。私は迷ったら、この式に戻ってくるようにしています。
ここで、この式を構成する5つの言葉の定義を書いておきます。
収入:主に労働輸入を指すとする。自分の時間を誰かのために使って、誰かから得た年間の収入とする
支出:その年に使ったお金を表すとする。
資産:自分の時間を使わないか、使っても主に管理のためだけに使うもので、誰かからお金をもらえるものを表す。書籍「金持ち父さん 貧乏父さん」の言葉を借りると、「自分のポケットにお金を入れてくれるもの」である。
負債:自分の時間を使わないか、使っても主に管理のためだけに使うもので、誰かにお金を渡さなければならないものを表す。「自分のポケットからお金を取っていくもの」である。
利率:手放したときにどの程度ポケットからお金が出入りしたかを年率で表したもの。
収入を①、支出を②、資産×利率を③、負債×利率を④、資産を⑤、負債を⑥とすると、フローの式は
①収入- ②支出 + ③(資産 × 利率) – ④(負債 × 利率)
となる。
・社会人になるまでは、①、②は小さく、③も小さく、④はほとんどない。
①収入- ②支出 + ③(資産 × 利率) – ④(負債 × 利率)
アルバイト等できるようになってしていれば①は大きくなり、お小遣い等を貯めていれば③もそれなりに大きくなっていく。奨学金を借りていれば④があるかもしれない。
・社会人になって働くようになれば、①、②は人によって異なるが、一般的には子供のころよりも大きくなるだろう。③と④は人によるが、大きくなる人は大きくなるし、0のままの人もいる。
・定年退職を迎え、年金生活に入れば、①がなくなり、収入の手段は③だけとなる。近年流行りのFIRE(Financial Independence, Retire Early)も同様です。
今回は、お金の流れであるフローの式とストックについて説明しました。次回は、このフローとストックとどう付き合っていけばいいのか、について記載します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!(改めて読み返してみると、わかりにくいような。。すみません。。)
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