「殖やす力」 で大事なこと3つ。その中の一つ、握力を高める2つの方法

ろんです。

今回から「殖やす力」で大事なものは何かを記載していきます。

殖やす力で大事なものは、「握力」「ポートフォリオ運用」「入金力」

「握力」

⇒自分で定めたルール通りに購入した資産を持ち続ける

「ポートフォリオ運用」

⇒自分で決めたルールに基づき、持つ資産の割合を決めて、割合が崩れたらリバランスする。

「入金力」

⇒身も蓋もない言い方ですが、資金が大きいということはそれだけで有利です。

順番に書いていきます。今日は「握力」について書きます。握力を高めていくのに大事なことは2つあると考えています。

握力を高めるには① 致命傷を負わない範囲で洗礼を受ける。場数が大事。

24年8月5日に、日経平均株価は、算出が始まって最大の下げ幅を記録しました。私のルーティンの情報源は、Youtube、新聞、朝通勤時に流しているニュースの3つですが、どれも大きく取り上げていました。

特に、Youtubeでは、「怖くて投げた」とか、過激なものになると、「新NISA陰謀論」とかプチパニックになっている人もいるようです(一つ一つ記事をチェックする時間をかけられないので、”らしい” なのですが)

個人的にはこれは、「洗礼」だと思っています。

私も傷を負いながら生き残ってきました。投資歴25年を超えていますが、長期的に相場に参加をするなら、大きな下げ=洗礼に遭遇することを避けられないでしょう。

マンガの例えになりますが、「HUNTER×HUNTER」という作品で、念能力という架空の特殊能力を知らずに強い相手と戦って、取り返しのつかない体のダメージを受けた格闘家が出てきます。手や足を失ったという設定は悲惨なものでした。

資産運用でいうならば、経験と準備が足りないのに大きな資金で相場に入ってしまうと、取り返しのつかない資産上のダメージを受けてしまうことがある、ということです。

身の丈を超えない資金で、それでもその中の一部で恐る恐る出ていく、そして洗礼を受ける。

傷を受けながら引き返し、なぜこうなったかを考えて同じことを繰り返さない。それでも似たようなことを繰り返してしまうのですが。。

そうやっていくことで、握力がついていくのではないでしょうか。

繰り返すと、小さな資金で慎重にいろいろ試し、失敗をしながら知識と経験をつけることが握力をつける方法として良いように感じています。

握力を高めるには② 株主優待あり or 配当の高い株を持ってみる。

値上がり益に期待せず、株主優待や高配当の株を持つことでも私は握力を鍛えました。

その理由は、私が投資を始めて当初10年間の1998年~2008年は、日本長期信用銀行の倒産騒ぎに始まり、リーマンショックが発生した年だった相場環境を生き抜くためでした。

2010年代のアベノミクスによる上昇トレンドに入るまで、ITバブルで上がっては下げ、リーマンショックで上がっては下げ、やっと戻ってきたと思ったら東日本大震災で下げ、という上げ下げを繰り返していました。ホールドしていても、報われないのです。

長期投資がいいと当時も言われていました。しかし、安値圏で買って、上がったと思ったらまた下がる、せっかく勇気を出して購入したのにそれでは疲れてしまいます。

値動きに疲れた私は、どうやったら売買回数を減らし、持ち続けられるかを試行錯誤した結果、株主優待と高配当という2つに行きつきました。

当時の私は株主優待が主力で、配当+優待で利回りが10%を超える銘柄がごろごろしていました。ホールドしていることで年利10%以上になるのですから、まさに金の卵、売る必要がありません。保有していることがプラスになる、という経験をすることで握力を高めていきました

大分売却してしまいましたが、2010年前後に購入した株を、今でも数百万円程度ですが保有しています。

殖やす力で大事なこと3つのうちの1つの「握力」の鍛え方をお伝えしました。

次回は2つ目の「ポートフォリオ運用」について書きます。

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